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2016.5.22実施_FP2級学科試験総括

受験生の皆様、お疲れ様でした。

さっそく総括ですが、もう安定のひねくれようでしたね。(笑)

「検定試験」である以上、一定の難易度、合格率を保たねばなりません。
「みんな頑張ったからみんな合格」とはいかないんですね。
受験生のレベルが上がれば上がるほど難易度は上げざるを得ません。

では難易度を上げるとはどうするのか。
①ひっかけ問題でケアレスミスを誘う
 Aパターン・・・数字、語句、説明文を変える、入れ替える
 Bパターン・・・出題形式を変える
②過去問題にはない新しい用語・制度を出題
③重箱の隅をつつくような例外的事項を出題(マニアック)
この3通りくらいです。

①は基礎力を身につけた上で注意深く丁寧に読めば解けます。
基礎力とは3級程度の基礎知識のこと。FPかじればみんな知ってるような当たり前のことです。
実はひっかけるためには基礎的でかつ心にスキができるくらい簡単な知識を使うほうがまんまとひっかかりやすくなるのです。
「楽勝!」って思った瞬間にさらっと読んじゃいますもんね、問題文を。
そこに付け込まれるわけです。

塾講師の頃に口酸っぱく言ってました、「ケアレスミスほど厄介なミスはない!!」と。
癖を治すのと一緒です。
厄介でしょ。
自分がケアレスミスをする傾向を掴んで常に意識しないとまた同じひっかけにやられますから。

②は逆にひっかけ問題を作りにくいです。みんな知らないことだから。
と言うことはひっかけ問題にはしにくいってことです。
素直な問題が多いってことです。
じっくり読んで常識的におかしい解答を省いていけば意外と解けます。
確信はないけど消去法で選べちゃった、的な。

「えー、こんなの知らないよー><、なんだよこの横文字・・・」って感じた瞬間に思考を停止・・・そこで負けです。
じっくり読み込んで常識的な判断をしていけば意外と解けるんです。
ここはメンタル勝負です。

知らない言葉が出てきたらさっさと後回しにして後でゆっくり考えましょ。

③ここを得点するには相当な学習量が必要です。
だって解けない問題をわざと作ってきているわけですから。

時間的、心理的、資金的余裕がある人は市販の分厚いテキストを隅から隅まで読破してください。
出版社ごとに網羅している項目が違うこともあるので複数の出版社のテキストを読破することも必要でしょう。重箱の隅をつつくような些細なポイントをつく問題なわけですから。
それでも出題者は正解させたくないわけですからどのテキストに載っていないようなことも出題するかもしれません。
もう日本FP協会の単元ごとのテキストを全部そろえる、そしてすべて覚える、そういうやり方しか対応できないかもしれません。

私はこれはナンセンスだと思いますのでおススメしません。

満点を取ることが目的ではなく合格することが目的なわけですから。

ここは基本捨てます。
自分の得意分野以外は。

保険外交員ならライフプランニングとリスク管理。
宅建をお持ちなら不動産。
証券外務員なら金融商品。
税理士なら税金。
相続診断士なら相続・・・といった具合に自分の専門分野だけに絞りましょう。


検定試験問題はこれら①~③の不正解させることを目的にした嫌らしい問題と、素直な易しい問題が混在しています。
①~③を意識しすぎて猜疑心が強くなりすぎ、素直な易しい問題まで裏を考えてしまっては合格できるものもできませんよ。
基本素直な気持ちで。

問題構成としては今回の問題では26問、約4割の問題が素直なオーソドックスな問題でした。
①のようなケアレスミスを誘ういやらしいひっかけ問題が17問、約3割。
割合的には前回までとあまり変わりませんが合格率を維持するためにはここの割合は増えていくでしょう。ここをいかにきちんと得点に結びつけるか、ここが合否の分かれ目です。
今後はますます試験慣れ、問題慣れが重要となってきます。
②や③のような知らないマニアックな問題も17問、約3割。
この率は今後も変わらないでしょう。
「約3割は解けない問題が出てくる」
そもそもそういう認識でいたほうが学習しやすいと思いますよ。

基本知識をしっかり整理して素直な易しい問題を9割以上得点し、基礎知識を身につけた上で過去問題を繰り返して問題慣れして自分のミスの傾向を意識しながらケアレスミスをなくすことでひっかけ問題を7割以上得点する。
これでギリギリ36点、ちょうど6割で合格です。

解ける問題、素直な易しい問題とひっかけ問題で合わせて6割以上、プラス保険として捨て問題から数問拾う(4択ですから確率的に4問に1問は適当に選んでも正解します)

当講座はここを目指しています。

解ける問題を増やすことよりもミスを減らすことで得点を稼ぐ。
解ける問題を確実に。

あとは選択式の検定に効果抜群の裏技的な受験テクニックを少々ご伝授。

だから短時間で効率的に合格できるのです。

この学習法ではメンタルがとても重要になってきます。
コーチングを活用してそのフォローもしっかりします、ご安心を!



今回の試験内容を踏まえて次回講座もさらにバージョンアップしていきますよー。

合格率を保つため検定の難易度は上がっています。
当然、ファイナンシャルプランナーとしての素養レベルも上がるわけです。

益々価値のある資格になってきましたね。